リサイクル事業 Project E
廃プラ・ペットボトル・塩ビ管等を有価物として買取り弊社リサイクル工場で粉砕・洗浄をして有価物製品として出荷し再生製品の原材料となります。Co2「0」を目指し環境省の認可を受けたプラントになります。
今まで産業廃棄物として取り扱われ、最終処分場へ埋め立てや焼却にまわりCo2を排出してきました。環境省ではCo2の削減に取り組んでいまして弊社は「令和2年度省Co2型リサイクル等高度化設備導入促進事業」の認可を受けました。
Co2「0」を目指しこの度新規事業に取り掛かりました。今般、中間処理場へと産業廃棄物として流れていたいわゆる「廃プラ」を有価物として買取りまして再生製品の資源へと回っていきます。
ペットボトルのリサイクル回収率は今や世界でNo1の回収率となってはいますがその他の石油製品のプラスチック類はリサイクルに回ってはいませんでした。様々な種類のプラスチックの中から弊社がリサイクルに取り組んでいるのはPP製品(プリプロピレン)HDPE(高密度ポリエチレン)PVC(塩化ビニル)の3品目になります。これらのプラスチックを破砕洗浄し国内の再生製品工場並びに海外の再生製品工場へと出荷され再生製品へと生まれ変わります。
岡山県赤磐市に事業敷地2,000㎡ 1軸破砕機45kw 1台 37kw 1台 比重分離洗浄機 1台 脱水機 1台 スクリューコンベア 3台 ベルトコンベア 1台を設備しております。
ご興味がございましたら一度弊社工場へと足を運んで頂ければと思います。
設計段階では、使い捨てプラスチック製容器包装製品の製造事業者やブランドオーナーが取り組むべき環境配慮設計の指針を示し、業界ごとの製品設計の標準化を促していく。製品化の段階でも使うプラスチックの量を減らし、必要不可欠な用途については、持続可能性を高めるため再生素材やバイオマスプラスチックなどの代替素材の利用を促進する。さらに、再生材の需要喚起策やインフラ整備等を推進し、入口と出口の双方からアプローチしていく。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、衛生目的を中心としたプラスチックの果たす役割が再認識されるとともに、必要不可欠なプラスチックが増加する事態も発生している。このような状況を踏まえれば、「3R+Renewable」の基本原則に沿った対応がこれまでにも増して重要となることが強調された。こうした事情も適切に織り込みつつ、循環システム構築への道筋を具体化していくべきだとした。資源循環の高度化に向けた環境整備の具体化を通じて、循環型経済への移行に向けた「リデザイン(再設計)」を進め、環境・経済・社会の三方よしを目指していく方向にあります。
来年の通常国会への新法案の提出を視野に年度内に議論をまとめ、2022年度以降の制度開始を目指す。政府は、「2030年までに使い捨てプラスチックを25%排出抑制する」「2025年までにリユース・リサイクル可能なデザインに」「2035年までに使用済プラスチックを100%リユース・リサイクル等により、有効活用」などの目標をプラスチック資源循環戦略で掲げている。なお、環境省は新型コロナ危機以降、「脱炭素社会」「循環経済」「分散型社会」への「3つの移行」を推進することを表明済みだ。プラごみの拡大生産者責任の動向は、脱炭素社会や循環型経済への移行に大きく影響を与えるとして、引き続き注視していく。
【参考(環境省)】
中央環境審議会循環型社会部会プラスチック資源循環小委員会、産業構造審議会産業技術環境分科会廃棄物・リサイクル小委員会プラスチック資源循環戦略ワーキンググループ合同会議(第6回) 議事次第・配付資料
【参考(経済産業省)】
今後のプラスチック資源循環施策の基本的方向性を踏まえた主な施策について
・産業構造審議会
・産業技術環境分科会 廃棄物
・リサイクル小委員会
・プラスチック資源循環戦略ワーキンググループ
・中央環境審議会
・循環型社会部会
・プラスチック資源循環小委員会 合同会議(第6回)